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2026/11/04

大正大学不当解雇撤回

公金不正疑惑にかかわる公開質問状に対する関係機関の回答状況、および国立大学法人山形大学による再調査決定に際しての公開要請等について

 当ユニオンは、解雇された教員の上司教員による旅費二重受給や不適切な公金運用にかかわる一連の疑惑について、関係機関へ公開質問状を2026年10月5日に発信し、その回答期限を10月30日としていました。

 各関係機関の回答状況は以下の通りです。


1.国立大学法人山形大学(再調査を実施するとの回答)

 2026年10月30日、同大学法務室担当者から、電話にて「再調査を実施することとなった。一か月をめどに調査の進捗状況をお知らせする」との回答がありました。

 当ユニオンとしては、同大学が再調査を行う判断をしたことを評価するとともに、再調査に際して、本記事末及び添付ファイルの通り、確認と公開要請書を送付しました。


2.公益財団法人さわやか福祉財団(対応拒否の回答)

 2026年10月28日付「回答書」が送付されてきました(本記事添付ファイルの通り)。内容は、本件疑惑に関する独自の調査および法的措置の拒否や論点をずらした言い訳に終始しており、今後の問い合わせを一切拒絶すると宣言するものでした。

こうした対応に対して、当ユニオンとして、抗議するとともに、今後必要な追及を行っていく予定です。


3.無回答の関係機関

 塩竈市、浦戸桂島復興連絡協議会、一般社団法人大学IRコンソーシアムからは、期限までに一切回答がありませんでした。

 当ユニオンは、公的資金を扱い社会的責任が期待される機関によるこうした無責任な対応に抗議するとともに、今後、必要な追及を行っていく予定です。

【再調査に際しての国立大学法人山形大学への公開要請書】


2026年11月4日

国立大学法人山形大学
学長 出口 毅 様
(担当:法務室 御中)

労働組合東京ユニオン
執行委員長 関根 秀一郎
〒160-0004 
東京都新宿区四谷4-28-14 パレ・ウルー5階
TEL: 03-6709-8954

福島真司氏に係る旅費再調査に関する確認兼公開要請書

 貴学におかれましては、教育・研究行政の推進にご尽力のこととお慶び申し上げます。
 さて、当ユニオンが2026年10月5日付で発出いたしました「貴学非常勤教員・福島真司氏の旅費重複受給問題および実態調査に関する公開質問状」に関し、2026年10月30日に貴学法務室担当者様より当ユニオン事務所へお電話にてご連絡をいただきました。
 まずは、貴学が本件についての「再調査」を実施する旨のご決断をされたことに対し、当ユニオンとして一定の評価をいたします。
 つきましては、口頭にていただきましたご連絡内容を確認し記録にとどめるとともに、貴学が実施される再調査の実効性と透明性を確保するため、下記のとおり再調査の範囲・項目および結果報告の基準について確認ならびに公開の要請をいたします。

記

1. 2026年10月30日付 電話連絡内容の相互確認
 貴学より当ユニオンに対してなされた電話連絡の骨子は以下の通りと認識しております。本認識に齟齬がある場合は、速やかに書面にてご指摘ください。
 連絡日時: 2026年10月30日(金)
 連絡者: 山形大学 法務室担当者様
 伝達内容:
 ①当ユニオンの公開質問状および提出証拠を受け、本件について「再調査を行うこととした」旨の通知。
 ②再調査の進捗状況および結果について、「1か月後(2026年11月末日)をめどに改めて報告・伝達する」との旨のお約束。

2. 再調査の対象および検証項目の明確化に関する要請
 今回の再調査にあたり、貴学が表面的な確認にとどまらず、実質的かつ厳正な調査を遂行されるよう、以下の各点が調査対象に含まれることを要請いたします。

(1)対象事例の範囲
 当ユニオンが「証拠説明書(証拠1〜22)」(2026年5月12日付)として提示いたしましたすべての旅費支給事例を漏れなく調査対象とすること。

(2) 外部・地域団体等の支出資料との突き合わせ
 単に貴学内部の申請書類の形式確認にとどまらず、浦戸桂島復興連絡協議会・塩竈市助成事業等の地域団体側における宿泊・移動経費・車両費・ETC履歴等の支出資料と、貴学の旅費支給記録(日付・区間・手段)を厳密に照合・検証すること。

(3) 国立大学法人山形大学旅費規程第33条及び細則第12条の適用・検討
 貴学旅費規程第33条及び旅費細則第12条(他機関から支給される旅費がある場合の不支給・減額調整規定)に基づき、同氏の旅費精算が同条項に違反していなかったか、適切な調整が行われていたかを厳密に検討すること。

(4) 調査体制の適正化
 旅費の申請・承認・受入・精算・監査に関わったすべての関係部署(財務部・教務・コンプライアンス担当等)が調査体制に参加していること。

(5) 報告時における調査進捗の明示
 1か月後(2026年11月末日めど)の報告の際、調査が完了した事項と、継続して調査中の未完了事項を明確に区別した上で具体的に説明すること。

3. 調査結果における判断根拠の明示に関する要請
 将来提出される調査結果の報告においては、単に「不正はなかった」「手続上問題なかった」といった結論のみの通知は到底容認できません。
 実際の移動行程(日時・手段・ルート)と貴学の支給内容を照合した上で、「どの旅費規程・細則に基づき」「どのような事実認定を行って」「いかなる理由で適法・適正と判断したのか」について、第三者が検証可能な客観的証拠と論理的根拠を明示して説明されることを強く求めます。

4. 結び
 本要請書で確認致しました要請事項を踏まえて調査進捗または結果についてご通知いただきますよう改めて要請致します。
以上

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